season preview2 ジーロング・コリア

2018/19シーズンのエクスパンションで新たに加わった、ジーロング・コリア。韓国人選手で構成されている。実はこのチーム、日本にも少なからず縁がある。本拠地は、千葉ロッテマリーンズが06年、07年の2年、春季キャンプを行ったジーロング。そして、チームを率いるのは01年から04年、オリックスで活躍した左腕、ク・デソン監督だ。

ク・デソン監督は10年から15年までABLシドニーでプレー。その後2シーズンは同チームで投手コーチを務めており、ABL野球をよく知っている。ただ一方で、選手たちは揃ってABL経験がないため、足並みを揃え、本来の実力を異国の地で発揮できるかどうかが上位進出のカギになる。

【打撃】
・韓国球界に在籍した経験を持つクリス・オクスプリング(元阪神)は、韓国野球のオフェンスの特徴を「ホームランでガンガン点を取るのではなく、スモールベースボールタイプ」と評する。従来のABLではあまり見られなかった足を絡めた細かい攻撃には、他チームが手こずること間違いなし!

【投手】
・韓国野球のピッチャーの特徴については、「スピード勝負というより、いかに重い速球を投げられるかを重視している」とオクスプリング。

・KBOロッテジャイアンツで今季67試合に登板したイ・ジェゴン、KBO在籍13年のベテラン、キム・ジンウが投手陣を引っ張ることになるだろう。近年、リリーフに回っていたキム・ジンウには、先発ローテーションの柱としての活躍が期待されている。

【注目選手/クォン・クァンミン外野手】
2015年、MLBシカゴ・カブスと契約した、左投げ左打ちの外野手。カブス傘下のマイナーリーグで経験を積んできた。マイナー3年間の数字は102試合で通算.212と物足りないが、まだ20歳と若いだけに、ここで飛躍のきっかけをつかみたいところだ 。

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http://web.theabl.com.au/news/article.jsp?ymd=20181106&content_id=300301218&fext=.jsp&vkey=news_l595&sid=l595

http://web.theabl.com.au/news/article.jsp?ymd=20181102&content_id=300145706&fext=.jsp&vkey=news_abl

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