season preview1 アデレード・バイト

2014/15シーズンにリーグ優勝、その後2シーズンもプレーオフに進出したアデレードだが、昨季は11勝29敗で最下位に落ち込んだ。
真っ先に挙げられるのが、打線の不振。今季はオフェンス強化を第一の目標に、チームの若返りを図る補強が行われた。

今季はこんなシーンが11回以上見られるか© SMP Images

【打撃】

・補強の目玉は、ブリスベンから移籍のアーロン・ホワイトフィールド。ブリスベン時代に3度のABLチャンピオンを経験し、16/17シーズンはMVPに輝いた。ABL3年間の通算打率は.318。16年のWBC予選で代表デビュー、同年U-23ワールドカップで銀メダルに輝き、昨年はWBCでも活躍した。まだ22歳という若さも魅力だ。

・昨季20試合に出場し、打率.373でチームの新人賞を受賞したカーチス・メッドは、今年4月、MLBフィリーズと契約した。今季も昨年同様の打棒を振るえるか、注目。

・代表経験も豊富なステファン・ウェルチが、1年ぶりABLに復帰する。ファンからも愛されるベテランのリーダーシップに期待。

 

【投手】

・打線の援護に恵まれず、昨季1勝7敗に終わったグレッグ・モーゼルが、今季も先発ローテーション入り。今季こそ、援護射撃を。

・昨季抑えを務めていたルーク・ファン・ミル(元東北楽天・ファンミル)が、ブリスベンへ移籍。その穴は、今季新入団のアメリカ人選手、ライアン・チャーフィーが埋めてくれそう。

 

【注目選手/トッド・マクドナルド外野手】

17歳のときMLBテキサスと契約し、アメリカに渡ったトッド・マクドナルド。4年間マイナーリーグで汗を流し、メジャー昇格を狙ったが、ケガで夢を絶たれた。今季、アデレードに入団。合流早々、彼に与えられたのは投手転向プランだった。とはいえ、「初めは野手として使いながら、ABLレベルのピッチングができるようになったらマウンドへ」と、クリス・アダムソン監督。191センチの長身、右投げ左打ちの“二刀流”選手が、ABLにも誕生する!?

 

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