今季のABL開催方式について
ABL2022/23シーズンが明日12月10日、開幕を迎える。
20/21シーズンはコロナ禍でオークランド、ジーロングの2チームが参加を断念し、国内6チームによるリーグ戦を開催。昨21/22シーズンはリーグ戦そのものがキャンセルされた。今季は2年ぶりに全8チームが揃っての開催となる。
今季のリーグ戦は、全160試合。8チームが北東地区(ブリスベン、オークランド、キャンベラ、シドニー)と南西地区(メルボルン、パース、アデレード、ジーロング)の2地区に分かれる。
【リーグ戦とプレーオフ】
リーグ戦の方式は、各チームが4試合ずつ10ラウンドを戦う。うち5ラウンドが本拠地での試合。各チームは同地区のチームと2ラウンド(本拠地で1ラウンド、ビジターで1ラウンド)ずつ、他地区の4チームと1ラウンドずつ対戦することになる。
またプレーオフは、以下のフォーマットで行われる。
●オーストラリアン・ベースボール・リーグ・セミファイナル(ABLSF)
・北東地区1位vs南西地区2位(北東地区1位チーム本拠地で開催)
・南西地区1位vs北東地区2位(南西地区1位チーム本拠地で開催)
3試合制。2試合先勝したチームがチャンピオンシップへ進出
●オーストラリアン・ベースボール・リーグ・チャンピオンシップ(ABLCS)
・ABLSFを勝ち抜いた2チームが3試合制のCSを戦う。2チームのうち上位のチームが、CSを本拠地で開幕するか、第2試合以降を本拠地で戦うか、選択できる。
【ロースター】
今季のABLのロースターに関するルールは以下の通り。
●各チームは35選手を保有でき、ラウンドごとに22人のベンチ入り選手名簿を提出する。、また各チームは1シーズン「150プレーヤー・ポイント」を使うことができる。
【プレーヤー・ポイントの内訳】
・0ポイント:マーキー・プレーヤー(MLB、CPBL、NPB、KBO所属選手、オールスター戦出場者、5年以上前4リーグのいずれかに所属した選手)
・-1ポイント(オーストラリア代表選手)※
・-2ポイント(オーストラリア国籍を持つ上記以外の選手)※
・1ポイント(アジア各国のリーグに所属する外国籍選手)
・2ポイント(MLB傘下のリーグに所属する外国籍選手)
・4ポイント(オーストラリア、ニュージーランド、アジア以外からの外国籍選手)
※オークランドはニュージーランド、ジーロングは韓国の代表及び国籍
プレーオフに進出したチームには、各15プレーヤー・ポイントが与えられる。
なお、11月9日、10日両日、オーストラリア代表チームの日本遠征が行われているため、ロースターとプレーヤー・ポイントについては、特例が認められている。