オークランド、トライアウトの合格者を発表

10月24日のトライアウトで、清水直行さんの話を聞く土田選手(ベンチ内前列右)

10月24日に千葉県君津市で行われた、オークランド・トゥアタラのトライアウト合格者が31日、発表された。

土田佳武(つちだ・かむ)外野手は今季、BCリーグの茨城アストロプラネッツに所属。右投げ右打ちの三拍子そろった選手で、今季は62試合に出場、打率.274、本塁打9、打点49を記録し、本塁打と打点は共にリーグ1位だった。

オークランドのリーガン・ウッドCEOは、「有望な選手。遅咲きで、24歳という年齢からNPBのドラフトには掛からなかったのだろうが、ウチでは力になってくれると思う」と、評価した。

10月24日のトライアウトでの仲尾次投手(左)

また、元広島東洋カープ・仲尾次(なかおし)オスカル投手のオークランド参加も決まった。2015年のドラフトで、社会人Hondaから6巡目指名。18年限りで広島を退団したあとは、日本製鉄かずさマジックでプレーしていた。今年9月30日には、WBC予選でブラジル代表としてニュージーランド戦に登板。1イニングを奪三振2で無失点に抑え、ブラジルの勝利に貢献した。

「チームの勝利には、質の高い左投手が必要。WBC予選でのピッチングも踏まえ、ミンツ監督と共に君津でのトライアウトで実際に会い、ブラジル野球連盟との交渉を経て決まりました」とウッドCEO。

これで、オークランドの開幕ロースターが決定。日本人選手の参加者は村田透投手(元巨人ほか)、仲尾次投手、土田外野手の3人になった。オークランドは今季初戦を11月10日、ブリスベン(対バンディッツ)で迎える。

 

●土田佳武選手のプロフィール(茨城アストロプラネッツ公式サイト内)はこちら⇒https://www.ibaraki-planets.jp/team/kamu_tsuchida/index.html

●仲尾次オスカル選手のプロフィール(日本製鉄かずさマジック公式サイト内)はこちら⇒https://www.kazusamagic.com/team/

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