ABL2020/21シーズンはメルボルンが連覇!

ⓒSMP Images / ABL Media

ABL2020/21シーズンは、最後までコロナ禍に翻弄されました。

2月21日、セミファイナル2試合が行われ、メルボルンとパースがそれぞれ勝利。当初は翌12日の第1試合でセミファイナルの敗者・アデレードとキャンベラが敗者復活戦を行い、この勝者が第2試合・メルボルン対パースの敗者と対戦し、勝者がチャンピオンシップへ。第2試合・メルボルン対パースの勝者がそのままチャンピオンシップを戦うスケジュールでした。

12日、敗者復活戦はキャンベラが3対2でアデレードを下しました。ところがその試合の最中、チャンピオンシップの開催地・ヴィクトリア州が新型コロナにより、13日から5日間のロックダウンに入ると宣言。

ロックダウン下でも無観客試合の開催は可能でしたが、ABLは14日に無観客でチャンピオンシップを行うのではなく、この日の第2試合・メルボルン対パース戦をチャンピオンシップゲームとして有観客で行うことを試合前、決定しました。

そのチャンピオンシップは、メルボルン先発のビアズリーが6回1失点の好投。2対1と僅差のリードで迎えた6回裏、メルボルンが一挙7点を挙げ、ほぼ試合を決めます。メルボルンはその後ギベンス-トルスのリレーでパースの反撃を1点止まりとし、9対2でゲームセット。メルボルンはABL連覇を果たしました。


【チャンピオンシップ・ゲーム/2月12日】
Perth Heat

(0-1)

0 0 0 0 0 1 0 0 1 2 7 0
Melbourne Aces

(1-0)

0 1 1 0 0 7 0 0 9 14 0
Tyler Beardsley (W, 1-0) 1.50; Dylan Unsworth (L, 0-1) 4.91;

【敗者復活戦/2月12日】
Canberra Cavalry

(1-0)

2 0 1 0 0 0 0 0 0 3 5 0
Adelaide Giants

(0-1)

0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 6 0
Steven Kent (W, 1-0) 2.57; Mitch Neunborn (L, 0-1) 9.00; Rhys Niit (S, 1) 0.00;


【セミファイナル①/2月11日】
Adelaide Giants

(0-1)

0 0 1 0 0 2 2 0 1 6 11 4
Perth Heat

(1-0)

1 4 0 11 5 5 0 0 26 23 2
Cameron Lamb (W, 1-0) 0.00; Tyler Burch (L, 0-1) 9.00;

【セミファイナル②/2月11日】
Canberra Cavalry

(0-1)

3 0 0 0 1 0 0 0 0 4 10 1
Melbourne Aces

(1-0)

4 0 2 1 2 4 2 4 19 17 0
Brian Flynn (W, 1-0) 6.00; Jimmy Boyce (L, 0-1) 18.00; Jeremy Young (S, 1) 0.00;

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