戦力分析/オークランド・トゥアタラ

開幕戦前、ベアウ・ビショップがハカで鬨の声を挙げたが……Beau Te Wera Bishop of Auckland Tuatara Photo: James Worsfold SMP Images / ABL Media.

今季、エクスパンションで誕生した、ニュージーランド初のプロ野球チーム。アデレードを二度、プレーオフに導いたスティーブ・ミンツ監督が率いる。
初年度のチーム構成は、ニュージーランドでプレーするローカルの選手にMLB傘下の選手、NPBと四国アイランドリーグplus、台湾CPBLからやってきた選手たち。国外でプレーする選手を軸に、ローカルの選手を育成することも急務になる。

【投手】
パースとの開幕カードでチームの公式戦先発第一号となったのは、MLBアリゾナ、アトランタで7年のメジャー経験を持つジョシュ・コルメンター。2戦目は17年WBCニュージーランド代表で、18年1月にMLBフィラデルフィアと契約したカイル・グロゴスキー、3戦目はローカルのジミー・ボイス、4戦目を台湾の陳語瑄と、バラエティーに富んだ先発陣で臨んだが、強豪パースに4タテを食らった。第2ラウンドから参加する千葉ロッテ・酒居知史、種市篤暉に、ローテーション入りの期待がかかる。香川OGから参加の原田宥希は、リリーフからのスタート。

【野手】
・2015年MLBドラフト2巡目指名でテキサスのプロスペクト、エリック・ジェンキンスが切り込み隊長を務める。16年にはマイナーで51盗塁の俊足で、相手チームをかき回せるか。
・第1ラウンドで四番も打ったショーン・ダンストンJrは、MLBオールスター二度出場のショーン・ダンストンを父に持つ二世選手だ。
・第1ラウンドでは、リーグダントツのチーム失策8を記録した(ワースト2位はキャンベラの5失策)。千葉ロッテ・平沢大河のセンターライン加入で、落ち着かせたいところ。

【注目選手/カイル・グロゴスキー(投手)】
MLBフィラデルフィア傘下のルーキーリーグながら、10試合に登板(うち8試合に先発)、4勝0敗、防御率2.31、39イニング投げ47奪三振の好成績で1年目を終えた。故郷ニュージーランドに凱旋しての初戦は、第1ラウンド第2戦。パース打線を5回ノーヒット、奪三振6、与四球2に抑えた。所属球団から25イニング以内という投球制限がかけられており、前半戦のみの登板なのが残念だ。

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