戦力分析/キャンベラ・キャバルリー

ABL 2018/2019 – MELBOURNE ACES V CANBERRA CAVALRY – 18TH NOV 2018. PHOTO : BRETT CROCKFORD SMP IMAGES

昨季はわずか1勝の差でリーグ優勝を逃し、3位。満を持して臨んだブリスベンとのチャンピオンシップも1勝2敗に終わり、再度涙を呑んだ。
ABLオリジナル6チームの中で今季、唯一監督が交代した。キース・ウォード新監督は、キャバルリー創設時にコーチを務めていた人物。前監督のマイケル・コリンズと、ABLの奪三振王ブライアン・ブレニングがアシスタント・コーチを務めるなど、バックアップ体制は盤石だ。
今季は開幕からメルボルン、シドニー、オークランドとタフな遠征が続き、ホームでの開幕はなんと4週目。この‟ロード”を乗り越えれば、道も拓ける?

【投手】
スティーブン・ケントは、キャンベラ創設時から在籍するスター選手。MLBブレーブス、ロイヤルズ傘下でもプレーしたナイス・ガイ(2011/12派遣の阪神選手談)だ。米マイナーでも長くプレーするフランク・ゲイリー、ABLカムバック組のジョシュ・ワーナー、スティーブン・チェンバース(大和侍レッズ、新潟アルビレックスBC、香川オリーブガイナーズでもプレー)らに横浜DeNAの今永昇太、国吉佑樹が加わり、先発ローテーションを固めたい。

【野手】
MLBヤンキース傘下のマイナーの強打者ザック・ウィルソン、日本の独立リーグでもプレーしたデビッド・キャンディラス(新潟、愛媛マンダリンパイレーツ)、ボス・モアノロア(新潟)がクリーンアップを固める。横浜DeNA・青柳昴樹は「九番・ライト」で開幕4連戦すべてにスタメン出場した。

【注目選手/デビッド・キャンディラス(外野手)】
センターのデビッド・キャンディラスは、オーストラリア代表の外野手。15年新潟、18年は愛媛でプレーした。日本語が話せるため試合中、青柳への通訳もしてくれるのだとか。

 

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