season preview4 ブリスベン・バンディッツ

Brisbane Bandits – Photo SMPIMAGES.COM/ABL MEDIA – Action from the China Air Preseason Series between the Brisbane Bandits v Auckland Tuatara, played at One Hub Stadium powered by Optus, Brisbane Australia.

昨季リーグMVPのアーロン・ホワイトフィールドがアデレードに移籍、入れ替わりにクローザーのルーク・ファン・ミル(元東北楽天)が加入した。ロースターに掲載された名前だけ見ても、昨季以上に粒揃い。打線は上から下まで、投手陣も先発からブルペンまでタレント揃いで、見渡す限り穴がない。戦力を整えたライバルたちが、どこまで追いすがれるか。
昨季のABL王者が、今季も圧倒的な戦力で4連覇を狙う。

【打撃】
昨季本塁打王を分けたTJベネットとドナルド・ルッツが、今季も契約。昨季チーム本塁打数96本は、2位のパースに24本の差をつけていた。「打者有利」といわれるブリスベンの本拠地ホロウェイで、他チームの投手陣がバンディッツ打線をどこまで抑えるか。

【投手】
リーグ一のピッチング・スタッフに、昨年19セーブのクローザー、ファン・ミルが加入。ブリスベンにはABLのセーブ記録を持つライアン・サール(元石川ミリオンスターズ)も控えており、デビッド・ニルソン監督がどんな起用をするか。他球団から見れば、贅沢な悩みを抱えているかも?

【注目選手/許基宏(内野手)、ルイス・ソープ(投手)】
台湾・兄弟に在籍し、CPBLの2015年新人王、17年WBC台湾代表に選ばれた許基宏が、新加入。開幕戦から四番に座る。
ルイス・ソープはMLBツインズで将来が期待される左腕。今季、2Aと3A合わせて26試合に登板、8勝7敗、防御率3.54。129回2/3を投げ、157三振を奪った。派遣元・ツインズの投球制限次第では、ブリスベンにとって頼もしい助っ人になりそうだ。

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