オークランド、今季もABL参戦を見送る

Auckland Tuatara (AUCKLAND TUATARA) – Photo SMPIMAGES. Action from the Australian Baseball League 2019/20 Round 10 clash between the Brisbane Bandits v Auckland Tuatara played at Auckland New Zealand

ABLで唯一、ニュージーランドに本拠地を置くオークランド・トゥアタラが昨日、2021/22シーズンへの不参加を発表しました。

コロナ禍が続く中、オーストラリアとの国境をまたいだリーグ戦は、先行きは依然不透明です。「まだまだ“what if”(もしこんなことが起こったらどうなるか)の状況が多すぎる」と、オークランドのノエル・デービスチェアマン。昨季は開幕ギリギリまで決断を遅らせたオークランドでしたが、今季は早めの不参加表明となりました。

ベースボール・オーストラリアのデビッド・ハインズ会長はオークランドの決定に理解を示し、「オークランドはABLにとって重要なチームの一つ。本当は今季戻ってきてほしかったが、選手、スタッフの安全、健康や興行面でのリスクを考えると、やむを得ない。22/23年の復帰を切に願う」とコメントしました。

オークランドでは今夏、アメリカから選手やコーチを招へい。何らかの野球イベントを行なって、国内の野球ファンへABL不参加の穴埋めをしたいとしています。

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