オークランド、今季もABL参戦を見送る
ABLで唯一、ニュージーランドに本拠地を置くオークランド・トゥアタラが昨日、2021/22シーズンへの不参加を発表しました。
コロナ禍が続く中、オーストラリアとの国境をまたいだリーグ戦は、先行きは依然不透明です。「まだまだ“what if”(もしこんなことが起こったらどうなるか)の状況が多すぎる」と、オークランドのノエル・デービスチェアマン。昨季は開幕ギリギリまで決断を遅らせたオークランドでしたが、今季は早めの不参加表明となりました。
ベースボール・オーストラリアのデビッド・ハインズ会長はオークランドの決定に理解を示し、「オークランドはABLにとって重要なチームの一つ。本当は今季戻ってきてほしかったが、選手、スタッフの安全、健康や興行面でのリスクを考えると、やむを得ない。22/23年の復帰を切に願う」とコメントしました。
オークランドでは今夏、アメリカから選手やコーチを招へい。何らかの野球イベントを行なって、国内の野球ファンへABL不参加の穴埋めをしたいとしています。